"Love Me Some AUBREE! :)

"Love Me Some, AUBREE!"

♥♡ 洋楽歌詞和訳 // 海外culture // ...and more! ♡♥

/ / 社会問題 / / 「"BLACK LIVES MATTER"(黒人の命は尊い)」:Breonna Taylor(ブリオナ・テイラー)さんの事件 / / 夢があった医療従事者を襲った残酷な事件と「わたしたちにできること」。






 今アメリカで起きている「#BLACK LIVES MATTER(黒人の命は尊い)」ムーブメントでは、きっかけとなったGeorge Floyd(ジョージ・フロイド)さんの事件の他に、数多くの「警察官による黒人に対する無作為な殺人」のケースが挙げられています。
この記事では、今日6月5日に27歳になるはずだったBreonna Taylor(ブリオナ・テイラー)さんの身に起きた事件について書いていきたいと思います。



George Floyd(ジョージ・フロイド)さんに関する記事はこちらです。

www.heyitsmeaubree.com







 2020年3月13日に、ケンタッキー州ルイビルで26歳のアフリカ系アメリカ人の黒人女性Breonna Taylor(ブリオナ・テイラー)さんが、「ノックなしの令状」を所持したルイビルのメトロ警察署の警察官に、自宅で射殺されるという事件が起きました。3人の警察官Jonathan Mattingly(ジョナサン・マッティングリー)、Brett Hankison(ブレット・ハンキソン)、Myles Cosgrove(マイルス・コスグローブ)は計22発発砲し、Breonnaさんは少なくとも8発被弾し死亡しました。





深夜に突然起きた悲劇

 事件が起きたのは3月13日の深夜過ぎ、「ノックなしの令状」(=ドアベルを鳴らしたり、ノックをしたり、住居者に事前通告なしに警察官が対象者の家に入ることを許可する、裁判官によって発行される令状。)を持ったメトロ警察の警察官3人 Jonathan Mattingly(ジョナサン・マッティングリー)、Brett Hankison(ブレット・ハンキソン)、Myles Cosgrove(マイルス・コスグローブ)がBattering Ram(バタリング・ラム)と呼ばれるドアや壁を破壊する道具を使い、Breonnaさんのアパートに突入。
Breonnaさんと一緒にベッドで眠っていた恋人のKenneth Walker(ケニス・ウォーカー)さんは、何者かが侵入してきた恐怖を感じ、部屋に入ってきた警察官1人に向かって発砲(Kennethさんは銃のライセンスを所持)、それを受けて警察官たちが次々に発砲し、Kennethさんの隣にいたBreonnaさんは少なくとも8発被弾し死亡した。そして恋人のKennethさんは警察官に対する殺人未遂の疑いで逮捕された。(後に釈放された。)





何故Breonnaさんの家に警察が?

 メトロ警察署の警察官たちは、ドラッグを密売している疑惑がある男2人について調査していた。そのうちの1人 Jamarcus Glover(ジャマルカス・グロバー)とBreonnaさんは以前交際関係にあった。そして警察が調査を進める中で、Breonnaさんの名前で登録されている車が、Jamarcusがドラッグを密売していると思われる家の前に何度か停まっているのを目撃。「Breonnaさんの住むアパートでドラッグを受け取ったり保管している疑惑がある」として、Jamarcusの住む家より約16キロメートル離れたところにあるBreonnaさんのアパートを調査する令状の発行を求めた。そして裁判官は、ドアベルを鳴らしたり、ノックをしたり、住居者に事前通告なしに警察官が対象者の家に入ることを許可する「ノックなし令状」を発行した。





ドラッグは見つかったのか

 事件後、結果的にBreonnaさんの自宅からは何も見つからなかった。そして警察官たちがドラッグの密売疑惑で調査していたJamarcusは、事件当時既に警察側に身柄を確保・拘置されていた。
Breonnaさんも恋人のKennethさんも、これまでにドラッグを使用した前科はない。





警察側の主張

 メトロ警察署の巡査部長であるJonathan Mattingly(ジョナサン・マッティングリー)はBreonnaさん宅に突入する際、数回ノックをし、自分たちが令状を持った警察官であることを通達したと主張。そして通達後、メトロ警察署の私服刑事2人Brett Hankison(ブレット・ハンキソン)とMyles Cosgrove(マイルス・コスグローブ)による指示で突入し、Breonnaさんの恋人であるKennethさんが先に自分たちに向かって発砲したため射撃したと主張している。





一人前のナースになって家を買い、家族を持ちたい

 医療従事者であったBreonnaさんは緊急救命のメディカル・テクニシャンとしてUniversity of Louisville Jewish HospitalとNorton Healthcareで働き、コロナウイルス感染症が蔓延する中も、最前線で感染症と戦っていた。Breonnaさんの母親であるTamika Palmer(タミカ・パルマー)さんはBreonnaさんには「夢があった」と語る。
「Breonnaには、一人前のナースになって、家を買って、家族を持つというプラン・夢がありました。彼女はその夢に真っ直ぐと向かっていっていたし、とてもしっかりとした女性でした。」「彼女がこんな目に合うなんて残酷すぎます。彼女はそんな(ドラッグなんかに関わる)タイプの人間ではありません。」





「Breonnaの名前を、事件を知って」

 Breonnaさんの両親はこの事件を「警察による不法な死」として、裁判を起こした。
しかし、この事件に関わったメトロ警察署の警察官3人Jonathan Mattingly(ジョナサン・マッティングリー)、Brett Hankison(ブレット・ハンキソン)、Myles Cosgrove(マイルス・コスグローブ)は未だ解雇も逮捕もされておらず、「人々の命を守る警察官」として勤務している。















「わたしたちにできること」



署名活動


www.change.org

action.justiceforbreonna.org


米国外から2つ目のサイトで署名する際、「ZIP code」は下記のいずれかを参考にご入力ください。
▶「90015」 -カリフォルニア州ロサンゼルス
▶「10001」 -ニューヨーク州ニューヨークシティ
▶「75001」 -テキサス州ダラス





募金活動


www.gofundme.com

ここからBreonnaさんのご家族に寄付をすることができます。









"BLACK LIVES MATTER"(黒人の命は尊い」、このムーブメントに対するわたし自身の思いは前回の記事にしっかりと書かせていただきました。



どうか、これ以上こんな残酷な出来事が繰り返されることがないよう、「残酷な間違い」を「正す」力を送りましょう。



今、自分たちの権利の為に、声をあげ、訴え、語り、全てをかけて戦っている人達がいるのだから、迷わず手を取り、支え、歩幅を合わせ、一緒に歩きましょう。